コラム

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次世代大型電池用の自立型電極(ZEF)を開発 および初出展について

当社はリチウムイオン電池及び次世代大型電池用の自立型電極(開発品名:ZEF)を開発しました。更なる性能向上や製造プロセス開発を進め、実用化を目指してまいります。 ZEFは当社が独自開発した「集電体を含まず活物質層のみで構成されたフィルム状電極」です。密着機能を有し、お客様にて集電体と貼合して使用することが可能です。電極製造における塗工~乾燥~カレンダリング工程で集電体が介在しないため、これまで薄膜広幅の集電体を使用する際に課題になっていた乾燥シワやカレンダリング時の破断を回避することができます。薄膜広幅の集電体が使用可能になることで、エネルギー密度の向上や従来不可能だった大型単一電極が実現可能になります。またお客様においてスラリー混錬~塗工~乾燥~カレンダリング工程が不要になる事から、これらの設備投資や工程負荷を削減し、大幅な工程簡略化にも貢献いたします。 ZEF サンプル写真 仕様イメージ ZEF導入による電極製造工程の簡略化 「自立型電極 ZEF」の製品の詳細:https://electronics.zacros.co.jp/catalog/zef 展示会出展 2022年5月11日(水)からインテックス大阪で開催される「第10回 [関西]フィルムテックジャパン(高機能フィルム展)」の次世代電池製造ゾーンにて、本開発品を初出展いたします。 展示会名 : 第10回 [関西]フィルムテックジャパン(高機能フィルム展)日程   : 2022年5月11日(水)~5月13日(金)会場   : インテックス大阪ブース位置: 12-16出展製品 : 自立型電極ZEF、電池用塗工製品の開発生産受託 その他 本製品や出展に関するお問い合わせはこちら

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展示会出展のお知らせ|コンバーティングテクノロジー総合展2022 新機能性材料展2022

下記展示会に出展いたします。 「コンバーティングテクノロジー総合展2022 新機能性材料展2022」 日程   : 2022年1月26日(水)~1月28日(金)10:00~17:00展示会名 : コンバーティングテクノロジー総合展2022 新機能性材料展2022会場   : 東京ビックサイト 東ホール(小間番号 6S-07-08)       〒135-0063 東京都江東区有明3-11-1出展ブース: 機能性フィルム研究会パビリオン主催   : 加工技術研究会公式HP   : https://www.convertechexpo.com出展製品 : 低誘電熱硬化性接着剤付銅箔、マットコート剥離フィルム、委託塗加工 新機能性材料展は、市場が求める価値を実現するためのマテリアルを、その時々のトレンドにあわせて提案することでフュージョンを起こし日本のものづくりにさらなる「価値」「機能」を生むことを目指す専門展です。 当社は2019年より、機能性フィルム研究会に参加しており今回は研究会員の共同出展となります。同研究会は、コーティングを軸にしたコンバーティング技術を駆使してフィルムに新たな機能を付与した種々の機能性フィルムの研究・開発の最新情報の提供や、情報交換、意見交換を行う異業種交流会です。会員は155社、2020年には創設20年を迎えました。 今回は豊富な電子部材向け塗工実績を活かした低伝送損失/熱硬化性接着剤付銅箔「ZAC-LDC」、コーティングによるマット剥離フィルムと幅い広いラインナップのノンシリコーン剥離フィルムの「フイルムバイナ」、皆様の開発をサポートするテストだけではないトータルコーディネートを提供する委託加工「CCS」を展示いたします。 ■本件に関するお問い合わせ先 藤森工業株式会社 情報電子事業本部URL : https://electronics.zacros.co.jp/contact/

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展示会出展のお知らせ|第14回 オートモーティブ ワールド クルマの先端技術展

以下の展示会に出展いたします。当社ブースにて皆さまのご来場をお待ちしております。 第14回 オートモーティブ ワールド クルマの先端技術展 日程   : 2022年1月19日(水)~1月21日(金)10:00~17:00展示会名 : 第14回 オートモーティブ ワールド クルマの先端技術展会場   : 東京ビックサイト 東ホール       (NCC小間番号 32-60, フジモリ産業小間番号 37-38)       〒135-0063 東京都江東区有明3-11-1出展ブース: コンポジットハイウェイコンソーシアム共同ブース、フジモリ産業株式会社ブース主催   : RX Japan株式会社(旧社名 リード エグジビション ジャパン)公式HP   : https://www.automotiveworld.jp/出展製品 : 接着フィルム、剥離フィルム、他 当社は2018年より、名古屋大学ナショナルコンポジットセンター (NCC) 次世代複合材研究会に参加しております。同研究団体は、2012年4月、複合材の世界的研究開発拠点を目指し設立されました。 中心となる研究テーマは自動車用の複合材開発で、熱可塑性樹脂と炭素繊維を組み合わせた複合材に焦点をあて、軽量化を目的とした、高速かつ低コストで量産できる技術開発に取り組んでおります。 当社は、炭素繊維をはじめとする繊維強化プラスチック材と異種材料との複合接着用途に「接着フィルム(メタシールフィルム)」を提案しています。メタシールフィルム以外にも、複合材工程用「剥離フィルム=フィルムバイナ」、アクリル系粘接着フィルム「マスタックTS」、低伝送損失/熱硬化性接着剤付銅箔「ZAC-LDC」(フジモリ産業ブースのみ)などを展示する予定です。 なお、当展示会においてはNCCブース(小間番号 32-60)、及びグループ会社フジモリ産業ブース(小間番号 37-38)の2か所での同時展示をしております。

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「光拡散フィルム」とは?光拡散の光学的働きや用途を解説

「光拡散フィルム」は、粘着剤に拡散粒子を混ぜたものをフィルム化した製品です。 光を拡散する機能を活かし、LCDのバックライトの光源を均一に発光させたり、モアレを防止する役割で、主に中小型のLCDで多く採用されてきました。その後、一時は中小型ディスプレイにバックライトを持たない自発光タイプのOLEDが台頭してきたことで需要が減少しましたが、表示特性向上に貢献する役割は変わらず、ZACROS(以下,当社)では幅広いヘイズのラインナップを継続的に取り揃えています。 それでは、当社のラインナップをベースに、拡散粘着フィルムの種類や選定時の注意点をご紹介します。 光拡散フィルムの種類 光拡散フィルムを構成する要素は「粘着フィルム」「拡散粒子」「ヘイズ」の3つに分けられます。これらの要素を組み合わせることで、さまざまなニーズに対応することができます。 ①ベースとなる粘着フィルム 項目単位測定条件POL-443POL-204測定時の粘着層厚みμm-2525ヘイズ%-0.50.6全光線透過率%-91.991.8対ガラス粘着力N/25mm0.3m/分15.525.3 ② 拡散粒子の種類 粒子径の代表例=2μm、5μm、7μm など ③ ヘイズのラインナップ 実績=20~75%、試作実績としては80%(その他についても応相談) 拡散粒子選定の考え方 ①モアレ対策 モアレとは、規則正しい繰り返し模様を複数重ね合わせた時に、それらの周期のずれにより視覚的に発生する縞模様のことで、干渉縞とも呼ばれます。画像処理でも画素を縦横に周期的に配置して表現することからモアレが発生する可能性があります。拡散粒子を使うと、光の直進性をある程度コントロールでき、いわゆる「ぼかし効果」でモアレ防止に使うことができると考えられます。 上図のように、モアレ防止には粒子径が大きいものの方が効果が大きくなるケースが多いと言えます。 ②光拡散効果 一方、光拡散効果だけを考えると、粒子径が小さいものの方が、光拡散効果は大きいと言えます。 同じヘイズの場合、粒子径が小さいものの方が添加量が少なく済むためベースとなる粘着フィルムが持つ粘着力などの特性に及ぼす影響が少ない効果もあります。 まとめ 上記のように、モアレ=干渉縞対策と光拡散効果に対しては、拡散粒子径の大きさはトレードオフとも言える関係にあります。その為、ヘイズ値に代表される光拡散効果と、粒子径で表される光の直進性コントロールによるモアレ対策のバランスを取った光拡散フィルムの選定が効果的になります。 今後、ディスプレイは用途がますます拡大し、様々な種類や表示モードが採用され、より明るく高精細なものが増えていくと考えられます。光拡散フィルムは表示特性に決定的に影響を及ぼすものではありませんが、仕上げのひと工夫として製品の完成度をひと段階あげるアイテムとして注目されている製品です。 当社ではベースとなるOCAフィルムの粘着特性と粒子径の組み合わせで、さまざまなヘイズ値のご要望にお応えしております。当社ホームページ記載のもの以外にもご相談に応じますので、ぜひお問い合わせください。 粘着フィルム一覧:https://electronics.zacros.co.jp/product/adhesion-film/お問い合わせ  :https://electronics.zacros.co.jp/contact/

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10.5世代パネルで真価を発揮する「2,500mm幅偏光板プロテクトフィルム」

テレビ・パソコン・スマートフォンなど、私たちの身の回りにある「画面」は年々大型化が進んでいます。特にテレビ画面は大型のものが普及しており、それに伴って偏光板といった部材も大型のものが求められているのです。そこで本コラムでは、10.5世代パネルで真価を発揮する偏光板PF(プロテクトフィルム)の市場動向や、画面大型化に伴う2,500mm幅偏光板の必要性と効率的な採り合わせについて解説します。 偏光板とは 偏光板とは、ディスプレイから発する光の振動の方向を整えるための部材です。例えば、テレビやパソコンなどのディスプレイに偏光板が装着されていなければ、画面は真っ白な光を放っているようにしか見えません。しかし、偏光板を装着することで光の振動が一定方向に整えられ、人間の目で映像をとらえられるようになります。パソコンで仕事をするときや、テレビ番組や映画のような娯楽を楽しむときなど、偏光板は私たちの日常生活に欠かせないものだと言えるのです。 偏光板については、「偏光板保護フィルムとは?その必要性から保護フィルムの選び方までを解説」にて詳しく解説していますので、あわせて参考にしてください。 10.5世代パネルに合わせて大型化する部材 近年、テレビなどのディスプレイサイズは10.5世代パネルと呼ばれ、大型化しています。また、大型パネルの採り合わせの効率を向上させるために、ディスプレイを構成する部材も同時に大型化しているのです。ここであらためて、10.5世代のサイズを確認するため、第6世代からのサイズを表で再確認しておきましょう。 第6世代1,500×1,800(mm)第7世代1,870×2,200(mm)第8世代2,200×2,400(mm)第9世代2,400×2,800(mm)2,450×3,050(mm)第10世代2,880×3,130(mm)第10.5世代2,940×3,370(mm)第11世代3,000×3,320(mm)第12世代3,350×3,950(mm) 偏光板幅の効率的な採り合わせ それでは、「偏光板幅」の採り合わせについて見ていきましょう。 偏光板は、ロールtoロールや、ロールtoパネルで製造し、最終的にパネルのサイズに合わせて裁断されます。その際、効率の良い採り合わせとして、以下のようなパターンが考えられます。 サイズパターン2,500㎜65インチ×3面65インチ×1面+43インチ×3面75インチ×1面+55インチ×1面110インチ×1面 など2,300㎜43インチ×4面65インチ×2面+43インチ×2面55インチ×2面+32インチ×2面 など1,500㎜55インチ×2面65インチ×1面+43インチ×2面43インチ×2面+32インチ×1面 など 今後の画面の大型化や採り効率の面を考慮すると、2,500mmの採り合わせの効率が重要視されていくでしょう。 2,500mm幅の偏光板PFの必要性 主力となるテレビ画面向けパネルのボリュームゾーンとしては、32インチから43インチへ、55インチから65インチへのシフトが進行しています。そして、10.5世代パネルで利用される部材において、真価を発揮するのが2,500mm幅の偏光板PFです。 上記の表のように、65インチであれば、「65インチ×3面」といった形で採ったり、大型サイネージ向けとしての110インチが1面採りできたりすることからも、2,500mm幅は出荷面積ベースの増加が予想されます。 このような市場動向から、2,500mm幅の偏光板PFの必要性がうかがえるのではないでしょうか。 そのため、藤森工業では『偏光板PF(プロテクトフィルム)』においても生産ラインを新設し、2,500mm幅ラインナップを追加しております。 藤森工業が高品質な偏光板PFを製造できる理由 藤森工業では、高品質な偏光板PFをご提供しております。 昨今のディスプレイの大型化に対応するためには、パネル部材の新たなラインが必要ですが、同時に製造工程における難しさも考慮しなければなりません。 例えば、偏光板の製造サイズを2,300mmから2,500mmに拡張する場合、ライン搬送や延伸、塗布工程などにおいて、品質担保を含めた製造難易度が急激に高まります。 藤森工業の偏光板PF製造では、「クリーン度クラス100」および「クリーン管理4原則」を徹底した作業環境のもと、さまざまな生産条件に対応できる継続的な技術力向上に努めております。 また、厳しい品質保証体系にて品質管理を行うことで、均一な品質を確保した「2,500mm幅『偏光板PF』」の新たなラインナップを増やすなど、高品質な製品の製造を実現しているのです。 藤森工業では「粘着フィルム/粘着剤」「剥離フィルム」なども提供 藤森工業では、「偏光板PF」のほか、「粘着フィルム/粘着剤」「剥離フィルム」などの製品につきましても、さまざまなタイプでのご用意がございます。偏光板PFにつきましては、2,500mm幅に対応可能です。また、粘着フィルムや剥離フィルムにつきましては1,400~1,500mm幅までの対応となりますが、市場の要望に合わせた性能カスタマイズを武器に製品展開し、お客様のご要望に合わせてご提供いたします。 粘着フィルム/粘着剤 粘着フィルム/粘着剤は、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどの部材を固定するための粘着製品群としてご提供しています。 粘着製品は、光学粘着や拡散粘着などを含め5つのタイプをご用意し、お客様の製品に最適なタイプをご提供いたします。 また、粘着製品のご提供形態についても、テープ形状や粘着剤などでの提供が可能です。粘着フィルムについては、「粘着フィルム」にて製品の特徴や機能・用途事例を紹介していますので、参考にしてください。 剥離フィルム 剥離フィルムは、剥離剤を精密かつクリーンにコーティングした製品です。 基材や剥離剤の種類、処理面などをお客様のご要望に合わせて選択できます。 剥離フィルムについては、「剥離フィルム」にて製品の特徴や機能・用途事例を紹介していますので、あわせて参考にしてください。 まとめ 近年、ディスプレイサイズは大型化し、偏光板PFといった部材も大型化されたものが求められています。なかでも、2,500mm幅の偏光板PFは、10.5世代パネルで真価を発揮するでしょう。藤森工業では、2,500mm幅の偏光板PFはもちろん、粘着フィルムや剥離フィルムなどの部材につきましてもご提供可能です。 お困りごと、ご要望がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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展示会出展のお知らせ

以下の展示会に出展いたします。当社ブースにて皆さまのご来場をお待ちしております。 「SEMICON Japan 2021」 日程   : 2021年12月15日(水)~12月17日(金)10:00~17:00(要事前登録)展示会名 : SEMICON Japan 2021会場   : 東京ビックサイト 東ホール (小間番号 3426)       〒135-0063 東京都江東区有明3-11-1出展ブース: 製造イノベーションパビリオン主催   : SEMIジャパン公式HP   : https://www.semiconjapan.org出展製品 : 低伝送損失/熱硬化性接着剤付銅箔「ZAC-LDC」、委託加工「CCS」、他 SEMICON Japanは、半導体産業における製造技術、装置、材料をはじめ、車やIoT機器などのSMARTアプリケーションまでをカバーするエレクトロニクス製造サプライチェーン唯一の国際展示会。モバイル機器や5G通信基地局等の性能向上に大きく貢献することを期待できる当社開発の低伝送損失/熱硬化性接着剤付銅箔「ZAC-LDC」の初の一般公開の場となります。また、幅広いラインナップを持つ非シリコーン剥離フィルム「フイルムバイナ」、金属や繊維強化プラスチックといった異種材料を接着することができる接着フィルム「メタシール」、世界シェアNo1の偏光板保護フィルムの製造技術を活用した粘着付き保護フィルム「GP3500」の製品展示を行います。さらに、皆様の開発をサポートする、テストだけではないトータルコーディネートを提供する委託加工「CCS」を出展いたします。

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新開発品のご紹介

5G高速伝送用、低伝送損失/熱硬化性接着剤付銅箔 サンプル出荷開始  2022年春より販売開始へ 藤森工業株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:布山英士、以下「藤森工業」)は、新たに低伝送損失/熱硬化性接着剤付銅箔を開発し、サンプル提供を開始いたします。ますます市場規模拡大が予想される5G配線基板の性能向上に大きく貢献いたします。本製品は、今年度中に量産体制を構築し、販売を開始する見込みです。  新開発「ZAC-LDC」 このたびサンプル出荷を開始するZAC-LDCは、平滑な電解銅箔に、低伝送損失/熱硬化性接着剤がコートされた樹脂付き銅箔です。様々な基材(PI,MPI,PPEプリプレグ等)と組み合わせて熱ラミネートすることにより、高速伝送用FCCLやリジッド基板などの製造が可能となります。本開発品は、5G通信の周波数帯であるsub6から高周波ミリ波帯の広範囲で低伝送損失機能を有し、モバイル機器や5G通信基地局等の性能向上に大きく貢献することが可能となります。 ZAC-LDCのアドバンテージ 本製品は平滑な電解銅箔に、低伝送損失/熱硬化性接着剤がコートされており、各種高速伝送用基材への密着性に優れています。また、誘電率:2.78 誘電正接:0.0023(at 10GHz)と業界トップクラスの特性を有すると共に、熱硬化タイプのため加工適性にも優れております。試作品を用いて常温環境下の保存安定性も確認しております。 また、必要に応じて、シリコーンフリーの剥離フィルム(当社にて開発/製造)と組み合わせてのご提案も可能です。 ■本件に関するお問い合わせ先 藤森工業株式会社 情報電子事業本部 事業企画部TEL : 03-5804-4231mail  : https://electronics.zacros.co.jp/contact/ 製品紹介 低伝送損失/熱硬化性接着剤付銅箔  「ZAC-LDC」構成図 2.低伝送損失/熱硬化性接着剤付銅箔を用いた両面製品作製例   ・FCCL構成例  ・CCL構成例 開発品のより詳細なデータのダウンロードをご希望の方は下記フォームへのご回答にご協力ください。

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展示会出展のお知らせ

以下の展示会に出展いたします。弊社ブースにて皆さまのご来場をお待ちしております。 「SAMPE Japan 先端材料技術展 2021」 日程   : 2021年12月1日(水)~12月3日(金)10:00~17:00展示会名 : SAMPE Japan 先端材料技術展 2021会場   : 東京ビックサイト 西ホール (小間番号 S-22)       〒135-0063 東京都江東区有明3-11-1出展ブース: コンポジットハイウェイコンソーシアム共同ブース主催   : 先端材料技術協会(SAMPE Japan)、日刊工業新聞社公式HP   : https://biz.nikkan.co.jp/eve/sampe/出展製品 : 接着フィルム、剥離フィルム、他 弊社は2018年より、名古屋大学ナショナルコンポジットセンター (NCC) 次世代複合材研究会に参加しております。同研究団体は、2012年4月、複合材の世界的研究開発拠点を目指し設立されました。 中心となる研究テーマは自動車用の複合材開発で、熱可塑性樹脂と炭素繊維を組み合わせた複合材に焦点をあて、軽量化を目的とした、高速かつ低コストで量産できる技術開発に取り組んでおります。 弊社は、炭素繊維をはじめとする繊維強化プラスチック材と異種材料との複合接着用途に「接着フィルム(メタシールフィルム)」を提案しています。メタシールフィルム以外にも、複合材工程用「剥離フィルム=フィルムバイナ」、アクリル系粘接着フィルム「マスタックTS」などを展示する予定です。

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JAXAと一緒にトライした宇宙開発事業

もう10年以上前の話になりますが、IKAROS(イカロス)のことをご存じでしょうか。 JAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)が進めた【世界初-ソーラー電力セイルで進む宇宙船】です。 宇宙船に帆がついており、その帆で太陽からの光の粒子を受けて推進力とすることで宇宙空間を移動する仕組みですが、粒子の力は非常に弱いため、大面積で受ける必要があります。 しかし、大きさ・重量が打ち上げコストに直結するため、できるだけ軽量、かつ宇宙空間で展開しても破れないギリギリを狙いました。 ・大サイズで非常に薄い帆(展開時 14m角) ・折りたたんだ状態でロケットに搭載する ・宇宙空間で規定サイズに広げる ・発射や展開の衝撃で破損しない ・宇宙空間の過酷環境(高温、低温、直射日光、放射線、スペースデブリなど)に耐える ・地球との通信に使用するための電力調達 これらの難題を解決するために、実はZACROSの技術が使われているんです。 ・超薄膜を製造する【精密塗工技術】 ・破損につながる恐れのある異物を混入させない【ハイクリーン技術】 ・製膜時に使用する基材から、傷つけずに帆を剥がすための【剥離処理技術】 ・薄膜太陽電池を宇宙船に搭載する【実装技術】 ビジネスには直結しないけれど、夢やロマンにつながるようなテーマ、 皆さんの身近にもありませんか。 そんな時はぜひお声がけください。夢の実現に向けて、ZACROS一丸で取り組みます!! 写真提供©JAXA

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