コラム

JAXAと一緒にトライした宇宙開発事業

もう10年以上前の話になりますが、IKAROS(イカロス)のことをご存じでしょうか。

JAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)が進めた【世界初-ソーラー電力セイルで進む宇宙船】です。

宇宙船に帆がついており、その帆で太陽からの光の粒子を受けて推進力とすることで宇宙空間を移動する仕組みですが、粒子の力は非常に弱いため、大面積で受ける必要があります。

しかし、大きさ・重量が打ち上げコストに直結するため、できるだけ軽量、かつ宇宙空間で展開しても破れないギリギリを狙いました。

 

・大サイズで非常に薄い帆(展開時 14m角)

・折りたたんだ状態でロケットに搭載する

・宇宙空間で規定サイズに広げる

・発射や展開の衝撃で破損しない

・宇宙空間の過酷環境(高温、低温、直射日光、放射線、スペースデブリなど)に耐える

・地球との通信に使用するための電力調達

 

これらの難題を解決するために、実はZACROSの技術が使われているんです。

 

・超薄膜を製造する【精密塗工技術】

・破損につながる恐れのある異物を混入させない【ハイクリーン技術】

・製膜時に使用する基材から、傷つけずに帆を剥がすための【剥離処理技術】

・薄膜太陽電池を宇宙船に搭載する【実装技術】

 

ビジネスには直結しないけれど、夢やロマンにつながるようなテーマ、

皆さんの身近にもありませんか。

そんな時はぜひお声がけください。夢の実現に向けて、ZACROS一丸で取り組みます!!

イカロス.jpg
                           写真提供©JAXA